観光経済新聞【人気温泉旅館ホテル250選・5つ星の宿】連続選出 湯野浜温泉 游水亭 いさごや

形県鶴岡市にある「湯野浜(ゆのはま)温泉」は、約960年前に開湯した温泉郷。
日本海に面しており、温泉街から眺められる夕陽は「日本の夕陽百選」に選ばれるほど美しいと評判です。
今回は、海沿いに立つ温泉宿「游水亭(ゆうすいてい)いさごや」を訪問。
美肌効果が期待される温泉に浸かりながら、海の香りと夕陽の美しさに癒されてきました。

海水浴場に面した温泉の街

「おいしい庄内空港」から車で約10分、JR鶴岡駅からは「湯野浜温泉」行きのバスで約40分のところにある湯野浜温泉郷。
山形県内最大規模の湯野浜海水浴場を有し、夏になると多くの海水浴客で賑わう温泉地です。

開湯は約960年前と言われ、県南東部にある上山温泉、福島県にある東山温泉とともに「奥州三楽郷」の一つとして歴史を育んできました。

もともと“亀の湯”と呼ばれていた湯野浜温泉。
その名は1053~1058(天喜年間)年頃、傷を負った大きな亀が海辺で温浴している様子を、地元の漁師が発見したことに由来しています。
傷を治して海に帰った亀のことを漁師が思い出していると、夢の中に一人の老人が現れ、「私は、この美しい海に住む亀。私の傷を治してくれ、命を救ってくれた浜のお湯を世に広めなさい」と告げたとか。
まるで浦島太郎のような逸話が残る温泉地なのですね!

正面玄関からフロントへと向かうアプローチの両側には、しっかり手入れされた小さな石庭があります。
照度を抑えた灯りは、これから始まる贅沢な時間を予感させてくれるようです。

ロビーの一角に、レンタルできる女性用の浴衣を見つけました。
100種類以上の中からお好みの浴衣を選ぶことができます。
女性には嬉しいサービスですね。

オーシャンビューの部屋で海を独り占め

2001(平成13)年にリニューアルしたいさごやは、スイートルームからスタンダードルームまで全48室。
全室がオーシャンビューという造りです。

なかでも最上階にある「和風スイートルーム」は、露天風呂も設えた贅沢なプライベート空間です。

露天の樽風呂では、まるで日本海に浸っているような気分を味わえる

時間を気にせずいつまでも海を眺めていたくなるロケーションの素晴らしさに、もはや感動しかありません!

タイプで選べる、個性的なお風呂

ひとしきりお部屋でまったりした後は、お待ちかねの大浴場へ。
大浴場は「吟水湯(ぎんすいのゆ)」と「月水湯(げっすいのゆ)」の2つ。
まずは、海を眺められる「吟水湯」から湯浴みをスタート!

「吟水湯」には展望露天檜風呂、展望石風呂、露天岩風呂の3つがあり、いずれも広々としたお風呂。

展望露天檜風呂で、檜の香りに包まれながらゆったりと

こちらは展望石風呂。
眼下に広がる海がまたすばらしい

大きな岩風呂は半露天

泉質は源泉100%のナトリウム・カルシウム・塩化物温泉。
海水の成分に似た食塩を含んでいるので、なめると少し塩辛く感じます。
汗の蒸発を防ぐ効果があるので保温効果が期待でき、湯上がり後も体がぽっかぽか。
お肌の潤いを長く保つ効果も期待できるので、乾燥肌が気になるという女性には嬉しい温泉ですね。

お湯は無色透明。

「月水湯」も、滝見檜風呂、露天檜樽風呂、露天岩風呂の3つがあり、海を眺めることはできませんが、趣のある広々とした湯浴みを楽しむことができます。

大きな滝見檜風呂。
窓から人工の滝を眺めることができます

露天檜樽風呂と露天岩風呂、個性的なお風呂が並んでいます

「月水湯」ではカモミールやラベンダー、オレンジなどのアロマが香るミストサウナも楽しむことができますよ。

いさごやの更なる特徴は「ハイプライベート・スパ 漣(れん)」があること。
プライベートリビングのような空間で、誰にも邪魔されずに最高に贅沢な湯浴みを楽しめます。

どうです、この贅沢な空間

なみなみと湯が満ちている檜の樽風呂で、音楽を聴きながら気の向くまま入浴タイム。
大きな窓から海を眺めていると、湯船からこぼれ落ちる湯の音と波の音がシンクロしているように感じます。
時間を忘れてリッチに過ごしたい方には最高のシチュエーションです!

直径2mほどの大きな檜風呂を独占できます

45分間の完全予約制
いさごやならではのリッチな時間を過ごしてみませんか?

旅慣れた食通にも。庄内の旬の食材を味わい尽くす

大浴場で癒された後は、「茶寮 月岡」で夕食です。

大理石でできた大きなテーブルがすごい

庄内の海のものや山のものを、その季節ごとに料理法を変えて

料理のラインナップは宿泊プランに応じてさまざまですが、中でも人気の高い料理が「庄内浜海席」。
早春の「桜鱒(さくらます)」にはじまり、初夏は孟宗筍、真夏はイカ、秋は鮭、冬は蟹や鱈など各月ごとに「テーマ食材」が決められ、一年を通して庄内の旬の食材を堪能できるコースです。

12月は「蟹」。
しかも調理長が目の前で焼いてくれます

おすすめのコースは「魯水の膳」。
料理の一つ一つが、美食家だったことでも知られる芸術家・北大路魯山人の器(うつし器)で提供されます。
味覚と視覚の両方を満足させる同館こだわりのコースです。

なお、宿泊しなくても温泉と昼食を楽しめる「日帰りプラン」もあります(チェックイン10:30~、チェックアウト~15:00)。
昼食は、大浴場の名にちなんだ「月水の膳」(入浴料を含め6,000円・税別)、「吟水の膳」(同8,000円・税別)の2種類から選べます。
ちょっと気軽にいさごやの湯と食を楽しみたい人におすすめです。

いつも頑張っている自分にご褒美。
美しい海と夕陽を眺めながら湯に浸かり、おいしい料理をいただきながら日頃の忙しさから解放された時間を過ごしたい。
「游水亭 いさごや」は、そんな希望を叶えてくれるお宿です。

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